宅建 平成18年度(2006年)問11 権利関係 の解説

問題

使用者責任に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 選択肢1(使用者責任に関する記述)
  2. 選択肢2(使用者責任に関する記述)
  3. 選択肢3(使用者責任に関する記述)
  4. 選択肢4(使用者責任に関する記述)

正解

正解は選択肢 2 です。

解説

正解は選択肢2(第2肢)です。選択肢2が正しい記述であり、他の選択肢は誤りを含んでいます。

民法715条1項が使用者責任の根拠規定です。被用者が事業の執行について第三者に損害を与えた場合、使用者が賠償責任を負います。ここでいう「事業の執行について」は、職務行為そのものだけでなく、職務行為の外形を客観的に観察して、それが使用者の事業の執行と関連があるものとみられる場合も含まれると判例(外形理論)は解釈しています。また、同条1項ただし書の免責事由は、使用者が被用者の選任・監督に相当の注意を尽くしたことを立証する必要があり、その立証は極めて困難であるとされています。

【選択肢1】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「民法715条1項が使用者責任の根拠規定です。」である。 【選択肢2】正。被用者が事業の執行について第三者に損害を与えた場合、使用者が賠償責任を負います。この記述は法律の規定に合致しており正しい。 【選択肢3】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「ここでいう「事業の執行について」は、職務行為そのものだけでなく、職務行為の外形を客観的に観察して、それが使用者の事業の執行と関連があるものとみられる場合も含まれ」である。 【選択肢4】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「また、同条1項ただし書の免責事由は、使用者が被用者の選任・監督に相当の注意を尽くしたことを立証する必要があり、その立証は極めて困難であるとされています。」である。

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