宅建 平成17年度(2005年)問16 権利関係 の解説
問題
不動産登記の申請に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 登記の申請を共同してしなければならない者の一方に登記手続をすべきことを命ずる確定判決による登記は、当該申請を共同してしなければならない者の他方が単独で申請することができる。
- 相続又は法人の合併による権利の移転の登記は、登記権利者が単独で申請することができる。
- 登記名義人の氏名若しくは名称又は住所についての変更の登記又は更正の登記は、登記名義人が単独で申請することができる。
- 所有権の登記の抹消は、所有権の移転の登記の有無にかかわらず、現在の所有権の登記名義人が単独で申請することができる。
正解
正解は選択肢 4 です。
解説
正解は選択肢4(第4肢)です。選択肢4が誤った記述であり、他の選択肢は正しい内容です。登記の申請は権利者と義務者が共同申請するのが原則の規定を正確に理解することが求められます。
【選択肢1】不動産登記法
【選択肢1】正。登記の申請は権利者と義務者が共同申請するのが原則(不動産登記法60条)。単独申請が認められる場合は法定列挙。 【選択肢2】正。相続は被相続人の死亡により開始し、財産・債務は包括的に承継される(民法896条)。相続放棄は3か月以内に申述(民法938条)。 【選択肢3】正。登記の申請は権利者と義務者が共同申請するのが原則(不動産登記法60条)。単独申請が認められる場合は法定列挙。 【選択肢4】誤。本選択肢の内容は登記の申請は権利者と義務者が共同申請するのが原則の規定と異なる誤った記述を含んでいる。正しくは:登記の申請は権利者と義務者が共同申請するのが原則(不動産登記法60条)。単独申請が認められる場合は法定列挙。