宅建 平成18年度(2006年)問3 権利関係 の解説
問題
停止条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 選択肢1(停止条件に関する記述)
- 選択肢2(停止条件に関する記述)
- 選択肢3(停止条件に関する記述)
- 選択肢4(停止条件に関する記述)
正解
正解は選択肢 3 です。
解説
正解は選択肢3(第3肢)です。選択肢3が正しい記述であり、他の選択肢は誤りを含んでいます。
民法127条1項は、停止条件付法律行為は条件が成就した時からその効力を生じることを定めています。これは、条件が満たされるまで法律行為の効力が発生しないという停止条件の基本的な効果を示します。また、民法128条により、条件付権利は条件の成否が未定の間でも、処分、相続、保存の対象となり、一定の保護を受けます。さらに、民法129条は、条件の成就によって不利益を受ける当事者が信義に反してその条件の成就を妨げた場合、条件は成就したものとみなすことで、不当な妨害行為から相手方を保護します。なお、民法131条は、条件成就の効力は原則として遡及しないものの、当事者の意思表示によって遡及させることが可能であると規定しています。
【選択肢1】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「民法127条1項は、停止条件付法律行為は条件が成就した時からその効力を生じることを定めています。」である。 【選択肢2】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「これは、条件が満たされるまで法律行為の効力が発生しないという停止条件の基本的な効果を示します。」である。 【選択肢3】正。また、民法128条により、条件付権利は条件の成否が未定の間でも、処分、相続、保存の対象となり、一定の保護を受けます。この記述は法律の規定に合致しており正しい。 【選択肢4】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「さらに、民法129条は、条件の成就によって不利益を受ける当事者が信義に反してその条件の成就を妨げた場合、条件は成就したものとみなすことで、不当な妨害行為から相手」である。