宅建 令和3年度10月(2021年)問50 税・その他 の解説

問題

建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄骨構造は、主要構造の構造形式にトラス、ラーメン、アーチ等が用いられ、高層建築の骨組に適している。
  2. 鉄骨構造の床は既製気泡コンクリート板、プレキャストコンクリート板等でつくられる。
  3. 鉄骨構造は、耐火被覆や鋼材の加工性の問題があり、現在は住宅、店舗等の建物には用いられていない。
  4. 鉄骨構造は、工場、体育館、倉庫等の単層で大空間の建物に利用されている。

正解

正解は選択肢 3 です。

解説

選択肢3が正解です。

・建築基準法第20条(構造耐力):建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造でなければならないと定めており、構造形式を問わず、必要な構造耐力を確保することを義務付けています。\n・建築基準法第2条第7号の2(耐火構造):主要構造部が耐火性能を有する構造である「耐火構造」の定義を定めており、鉄骨構造も適切な耐火被覆を施すことでこの要件を満たすことが可能です。\n・これらの規定は、特定の構造形式の用途を限定するものではなく、必要な性能基準を満たせば、鉄骨構造は住宅や店舗を含む多様な用途に利用できることを示唆しています。選択肢3の記述は、建築基準法の趣旨や現代の建築技術の実態

条文・判例に基づく判断です。

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