宅建 平成19年度(2007年)問4 権利関係 の解説

問題

共有に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 共有物の保存行為を行うためには、共有者全員の同意が必要である。
  2. 共有物の管理に関する事項は、共有者全員の同意がなければ決することができない。
  3. 共有者は、自己の持分を他の共有者全員の同意なく処分することができない。
  4. 共有物の変更(軽微な変更を除く)は共有者全員の同意が必要であるが、共有物の保存行為は各共有者が単独で行うことができる。

正解

正解は選択肢 4 です。

解説

正解は選択肢4(第4肢)です。選択肢4が正しい記述であり、他の選択肢は誤りを含んでいます。

民法249条1項は、各共有者は持分に応じて共有物を使用できると定めます。民法251条は、共有物の変更(軽微な変更を除く)は共有者全員の同意を要すると定めます。民法252条本文は、管理に関する事項は持分の価格の過半数で決すると定め、同条ただし書は、保存行為は各共有者が単独でできると定めます。

【選択肢1】誤。この記述は法律の規定と異なる誤った内容を含む。正しくは「民法249条1項は、各共有者は持分に応じて共有物を使用できると定めます。」である。 【選択肢2】誤。この否定的記述が誤りで、民法251条は、共有物の変更(軽微な変更を除く)は共有者全員の同意を要すると定めます。。 【選択肢3】誤。この否定的記述が誤りで、民法252条本文は、管理に関する事項は持分の価格の過半数で決すると定め、同条ただし書は、保存行為は各共有者が単独でできると定めます。。 【選択肢4】正。民法252条本文は、管理に関する事項は持分の価格の過半数で決すると定め、同条ただし書は、保存行為は各共有者が単独でできると定めます。この記述は法律の規定に合致しており正しい。

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